作家紹介:田代 里見

本日は、先日個展の様子をご紹介した田代 里見さんのご紹介です。

 

実用的ですっきりとした形と、優しい風合いの美しい白が目を引く、田代さんの白磁の器。

元々は福島県西会津のご出身で、その後京都の大学で学ばれた後、清水焼で絵付けの修行をされています。現在では仙台市にあるご自身の里見窯にて作陶をされながら、教室も運営されています。

 

田代さんの白磁の器からは、白という色が与えがちな無機質で少し冷たい印象ではなく、温かみややさしさが感じられます。光の具合によって青みがかったり黄味を帯びたりして見える、何とも言えない表情のある白い色のせいでしょうか。古の時代から作られ、時代や地域によって少しずつ変化しながら伝えられてきた白磁。田代さんは、そういった先人たちの伝統を踏まえながらも、その手から生み出される現代の白を追求されています。

 

今回の展示では、自然や草花との組み合わせによって、互いに美しさを映し合うような作品を制作してくださるそうです。

 

◆田代さんからのひとことメッセージ◆

 

「白い器に彩りを添えて。白い器だからこそ、料理のみならず自然の草花も生きる。

                                                                                                               器と自然のコラボレーション」

 

 

生命力あふれる草花と、くらしの中で素材を包み込む白い器。

私たちの毎日の生活にも、彩りを添えてくれるうつくしく楽しい器使いのヒントもたくさん見つけられそうですね。5月の色彩と田代さんの白磁の対比。展示が非常に楽しみです。